Mac OS X Hints の記事、Print to iPod touch/iPhone via FileMagnet and Automatorは、Web ページでもなんでも PDF 化して、FileMagnet (¥600) 経由で iPhone/iPod touch に送り込む作業を半自動化する、簡単な Automator ワークフローを掲載している。Automator は Mac OS X 標準の作業自動化ソフト。以下はそのワークフローの紹介。
通常、Mac 上のファイルや Web ページなどを PDF 化して FileMagnet で iPhone に送る場合、次のような手順になる。
- 1. Safari などの「プリント…」メニューを選択して、プリントダイアログ左下の「PDF」ボタンを押し、「PDF として保存…」を選ぶ。
- 2. 保存先を指定して「保存」ボタンを押す。
- 3. Finder で保存先に行って、保存されている PDF を FileMagnet にドラッグ&ドロップする。
- 4. FileMagnet に iPhone とシンクさせる。
- 5. Mac 上の PDF ファイルを消去する。
これを半自動化する Automator ワークフローは次のように作成する。

- Automator を起動して「カスタム」の新規ワークフローを作成。
- アクション→ライブラリから「ファイルとフォルダ」を選択。
- 「Finder 項目を開く」を選択し、右側のワークフローフィールドにドラッグ。
- 「このアプリケーションを開く」を FileMagnet に設定。
- このワークフローを、/ライブラリ/PDF Services フォルダに、「PDF を iPhone に (FileMagnet)」とでも名付けて保存。
こうして Automator ワークフローを作成しておくと、上の手順は、
- 1. Safari などの「プリント…」メニューを選択して、プリントダイアログ左下の「PDF」ボタンを押し、「PDF を iPhone に (FileMagnet)」(先ほど作成したワークフローの名前)を選ぶ。
- 2. FileMagnet に iPhone とシンクさせる。
という2ステップになる。Mac 上に作成された PDF を消去する必要はない。これは一時ファイルとして /private/tmp フォルダに作成され、システムによって定期的に自動で消去されるからだ。もしこのオリジナルの PDF ファイルを Mac 上で見たければ、FileMagnet のリストのファイル名右側の虫眼鏡アイコンをクリックすれば、ファイルの所在が確認できる。
PDF 化してしまうことで、複雑な doc, ppt, xls ファイルを直接 iPhone に送った場合の表示トラブルも防げる。
記事へのコメントで、FileMagnet ではなく Air Sharing + Automator を使う方法、Mail を使う方法も紹介されている。Air Sharing の場合は iPhone の IP アドレスを固定にしておくか、Bonjour を使う必要があるだろう。PDF に「プリント」してメールで送信するスクリプトは、標準で用意されているから、何も新たな準備がいらないところはメリットだが、わざわざメールサーバーを介することになる点、普段遣いのアドレス宛では、Mac にも同じメールが届いてやや不経済な点などの欠点がある。状況に応じて使い分ければよさそうだ。
追記:「プリント」でPDF化して iPhone / iPod touch に送るだけなら、ACTPrinter ¥115 でさらに簡単にできるようになってしまった。iPhone・iPod touch ラボの記事が詳しい。








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