2011.12.31., 2012.01.01., 2012.01.09. 増補改訂。
特にお薦めのものに☆を追加した。
Freewave ☆☆ 無料WiFiスポット検索アプリ。かなり多くの場所で使える。詳細は過去記事参照。
qando ☆☆☆ 公共交通機関の時刻表・乗り換え案内。公式。 qando Mobile Ticket または Wiener Linien アプリ(下記参照)と連携して、チケット購入もできる。オフラインでは時刻表表示もできなくなってしまうところが難点。
ÖBB SCOTTY mobile ☆☆☆ 乗り換え案内は実はこれが最強かもしれない。オーストリア鉄道の公式アプリだが、市電、バスなども含めて検索してくれる。これもオフラインでは使えないのが残念。ウィーンの森を歩き通して田舎の町にたどりつき、ただ一本のウィーン直行バスを逃してあわててこのアプリで検索し(3G回線利用)、終バス終電を5つぐらい乗り継いで無事帰り着いたことがある。
Wiener Linien 簡単な登録で、90分のシングルチケットから一カ月定期券まで、アプリ内でウィーン市内交通のチケットが購入できる。学割チケットも扱える。qando と連携する。
NUMO Wien ☆☆近隣の駐車スペース、駐車場、公共交通機関の駅、空港への乗り継ぎ案内、タクシー・プール、市営レンタサイクルステーション、カーシェアリングなどなどの情報を盛り込んだアプリ。駐車チケットを購入したりタクシーを呼んだりすることもできる。同種のものに、Vienna Location Service がある。
Open Pins Vienna 近隣の施設を、図書館、病院、博物館、公衆トイレ、警察、児童公園などなど、カテゴリー別に地図上に表示するアプリ。Facebook, Twitterとも連携。ドイツ語。無料。
CAT Vienna Guide 空港と市内を結ぶ鉄道CATのアプリ。時刻表、簡単な市内ガイドを含む。英語・独語
iAustria オーストリア観光局の公式ガイドアプリ。英語。
Austria これも当局の観光宣伝用アプリ。日本語表示も可。あまり実用的な感じはしない。事前に眺めて楽しむ感じ。
Vienna Shopping Guide 名前の通りのショッピングガイド。英語。有名どころがほとんどで、掲載数はあまり多いとは言えない。たとえば書店は英語書籍を扱っているところが中心で、文盲の英語圏の人間を相手にしていることが分かる。地図、GPSと連動するので、ウィーンが初めての場合はそれなりに重宝するかもしれない。もっとユニークな店のガイドとして、Vienna Unlike というアプリがあったが、現在は入手できない模様。
Vienna City Guide ウィーンの観光ガイドアプリは英語独語で有料無料無数にあるが、無料のわりに使えそうなのはこのへんか。GPS対応で地図も見られるし、AR機能も付いている。英語。
ウィーン旅行ガイド ガイドアプリで日本語化されているのは多分これだけ。
Öffnungszeiten Österreich ☆☆☆ 近くのスーパー、ドラッグストア、パン屋、ファストフード、カフェ、銀行、郵便局、薬局、花屋などを地図上に表示し、開店時間も教えてくれる。非常に便利。
Wien isst ☆☆ 地元情報誌Falterの飲食店ガイド。地元紙だけに掲載数が多く情報が濃い。30日間は無償で試用できるが、その後はアプリ内購入で¥800払う必要がある。ドイツ語。
Mittagessen ユーザーの投稿によって、近隣(オーストリア国内)の飲食店の昼食メニュー情報を表示するアプリ。無料。
wien.at Infoblatt ☆☆ ウィーン市の月刊の広報誌をiOS上で読むことができるアプリ。直近のイベント情報などを知るにも便利。動画・音声が埋め込まれているページも少なくない。ドイツ語。なお、ウィーン市のサイト は、生活者の視線から分かりやすく纏められているうえに、iOSでの表示にも対応している。
Wiener Städtische Events 市の主要イベント、Popfest, Stadtfest Wien(以上5月ごろ), Festival der Bezirke, Donauinselfest (以上7月ごろ)のガイド。会場の消防、警察、救護所、手洗い、遺失物預かり所、案内所などの詳細な情報を含み、緊急電話の機能もある。
mobil inwien ウィーンのイベントガイドアプリはいくつかあるが、手頃なのはこのあたりか。演劇、コンサートなど直近のイベントを中心に、ライフスタイル、ショッピング、ナイトライフ情報を紹介する。
Immobiliensuche-Wohnnet.at この春から半年住むため、アパート探しに使ったのがこのアプリ。価格、地域など条件を設定しておくと、合致した物件が出たときに通知してくれる機能もある。
Wiener Konzerthaus ウィーン・コンツェルトハウスの公式アプリ。プログラムを表示し、チケット購入もできる。
Wiener Staatsoper ウィーン国立歌劇場の公式アプリ。こちらはアプリ内でのチケット購入はできず、電話または予約サイトに飛ばされる。
Kunsthistorisches Museum Wien ウィーン美術史美術館の公式オーディオ・ヴィジュアルガイド。ドイツ語。
MUMOK 現代美術館の公式ガイド。
Citybikes 市の無料レンタサイクルのガイド。類似アプリに、bikar 、Wien Citybike がある。
Radln in Wien ウィーン市内の自転車道、自転車優先レーンをGPS連動で表示する。2点間の経路を提案するような機能はいずれ付加されるものと期待される。¥85。
Prater プラーター遊園地の公式ガイド。
Wetter.at ☆ オーストリアの天気予報。
Wetter in Wien ☆ウィーンだけの天気をさっと見るにはこちらが便利かもしれない。無料。
Wiener Städtische WetterService 同様のウィーンの天気情報。
BILLA オーストリアのチェーンスーパーBILLAのアプリ。店舗検索、チラシ、レシピなどの機能を含む。独語。
SPAR Mahlzeit! BILLAと並ぶチェーンスーパーSPARのアプリ。店舗検索もできるが、レシピ、料理用語辞典、キッチンタイマー、買い物リスト、食品情報などに重点が置かれている。
INTERSPAR Weinwelt.at チェーンスーパーSPARのワインガイド。SAPRが扱っているワインなら、バーコードを読み取って詳細情報を表示させることができる。特売、掘り出し物情報(要するにチラシ)を見たり、オンラインで注文することもできる。
BamS – Klassiker der Küche ドイツ語圏でスタンダードな料理のレシピアプリ。ウィーンに住んで、手に入りにくい食材を求めて和食を作ることもあるまい、「こっち」の料理を少し覚えようと思って使い、重宝した。見やすく出来てもいる。特にウィーンでもオーストリアでもないのだが、ヴィーナーシュニッツェルやグーラシュ、カイザーシュマルンあたりはもちろんカバーしている。
Lieferservice.at ピザなどの宅配業者を検索し、注文できるアプリ。
Erste Bank – netbanking 名前の通り、Erste Bank のネットバンキングができるアプリ。支店・ATM検索、投資情報、ローン計算機などの機能もある。
Parking Zones Vienna ウィーン市内の短時間駐車ゾーンを地図上に表示するアプリ。
A1 HANDY Parken ウィーン他オーストリア主要都市の駐車チケットをSMSを利用して取得するアプリ。オーストリアの携帯事業者A1と契約している必要がある。
Parken Wien やはり駐車チケットをSMS利用で取得することができるアプリ。ウィーン市内限定の代わり、通信事業者は選ばないようだ。
NOUS-Guide Adventkalendar 洒落たデザインのアドヴェントカレンダーの形でウィーン各所のクリスマスの市を紹介するガイド。
textunes eBooks ドイツ語の電子書籍ブラウザ・リーダーだが、ドイツ語OKな方には、ここで読める Wien – Im Beisl Ihrer Majestät をお薦めしたい。(カテゴリー “Reise” の中にある。)グラーツ出身の二人の著者(Kabarettisten…漫才師とでも訳しておくか)がウィーンに移り住み、次第に馴染んで行った経験に重ね合わせてウィーンの諸相を紹介する、軽い読み物。情報源へのリンクも多数張られており、実用性もある。¥800だが、サンプル版で最初の3章、Wo sind die Wiener? / Durch Wien durch / Der Naschmarkt は無料で読める。Kindle版、紙バージョンもある。
まずはクリムトの墓。やはりこの書体だ。
次はヨハン・シュトラウスの女きょうだい二人、テレジア、アンナと、ヨハン・シュトラウス子の最初の夫人、ヘンリエッテの墓。男たちは中央墓地に眠っているらしい。
グリルパルツァーもここに寝ていた。
オットー・ヴァーグナーの、エンタシスの付いた柱6本の上に石を載せた巨魁な墓は、修復中のようで、足場が組まれて囲われていた。まあ、デザイン自体にも賛否ありそうだし、手入れには手間のかかる構造ではあるわな。
墓地の奥に進むと、芝刈り機の轟音が響いている。その奥、地図があってもなかなか分からなかったのが、アルバン・ベルクの墓だ。きわめて簡素で、名前も小さく記されていたのだった。そういえば、ベルクの名前も必ずこの書体だ。
そして、市当局のクリーン・キャンペーンに使われていた「ウィーンわが夢の街」のシエチンスキの墓。
墓地の入り口。その脇には、墓に供える赤いケース入りろうそくの自販機がある。
間もなく墓地が切れると、マクシング公園。起伏のある静かで小さな公園の中の坂を下って、マクシング通りに戻る。
4月中旬の平日、
まるでディズニーランドの(いや、この手の遊園地一般の、か)原型みたいだなあと思う。ジェットコースターの類いは、いったい何種類あるんだろうか。そのほかの絶叫マシンにも事欠かない。ウォーターシュートの人魚像がエグかった。一人で行ったから、どれか入ってみよう、やってみようという気は最初から全くなかった。遊園地自体の入場に料金を取られるということはない。外から眺めて唯一面白そうかなと思ったのはミラーハウス=迷路だった。
プラーターは、皇帝マクシミリアンII世が、ウィーンに近いドナウの岸辺を整備させて、自分たちの狩猟場にした。1766年以降、一般人が入れるようになり、ウィーン人にとっては初めての、街に近いレジャー地になった。1873年の世界博覧会(万国博)以降、プラーターはさらに開発される。目玉はロトゥンデと呼ばれる巨大な円蓋の建築だったが、これは1937年に焼失した。1878年には博覧会跡地に競馬場が、1897年には巨大観覧車が、1928年にはミニ鉄道が、1931年にはスタジアムが造られる。こうした建築物と、その背後の広大な森林、草地が共存している。
平日なのにかなりの人出だった。園内にある
この Wurstelprater と呼ばれる辺りは、普通と言えば普通の遊園地だ。僕がすごいなあと思ったのは、ガイドブックにはあまり記されていない、その先だ。遊園地の端にあるスイスハウスを通り過ぎると、まもなく遊園地の外に出てしまう。この先2キロほどを走ってぐるっと戻ってくるミニ鉄道、
バギーを押して散歩する人、ジョギングする人、二人乗りのレンタサイクルを漕ぐ人、馬で散歩する人。
しばらく並木道を歩いて、横から入ってくる市電1番線の終点になっているところで斜め右ににそれ、土の道に入る。左右は Jesuitenwiese ジェズイットの草地と呼ばれる明るい草原とまばらな林。その先右側は驚くべき広さの児童公園がある。橇遊びのための丘もあり、人工雪設備もあるそうだ。途中、数多くの道が交差しているあたりで左に折れると深い森。果ての見えない森林の中を歩くとやがてまた並木道に出る。北側はスタジアム。その入り口に小さな屋台のような店があって、ソーセージで昼食にする。
それからまた並木道を離れ、Heustadelwasserと呼ばれる水路に沿った舗装された遊歩道を歩く。途中でプラーターとドナウを横断する自動車道A23/E59をくぐる。自動車道の橋の真下に橋がある。道は弧を描いて並木道に戻る。
さらにしばらく進むと、真ん中にルストハウス
ここにはビーバーがいるのだ。ビーバーなんて、幼い頃からアメリカ産のアニメでだけ知っていたような気がする。どこかの動物園で見ていたかもしれないが、記憶にない。その本体にはお目にかかれなかったが、その仕事のあとが、ここの水辺では無数に見られる。必ず、鉛筆の先のような円錐形に削っている。
これはウィーンに入ったばかりの4月初め、眼に留まったポスター。要するに犬の糞の後始末をちゃんとやれ、という呼びかけ。違反すると€36の罰金を取られるらしい。
ここしばらくまた冷え込んでいたウィーンだが、再び気温は上がり、天気も悪くないし、少し外に出ようと思った。地図上で、近くにヒューゲル公園という小公園があるらしいことに気づき、そこに出かけてみることにする。ヒューゲル(=丘)の名がついているが、平らな公園、巨木が芝地(Wieseを何と訳すべきか未だに分からない)の上に快い蔭をつくる、普通の公園だった。1901年建立のヒューゲルさんの胸像が立っていた。オーストリアの園芸学に功績のあった人らしい。
ただ、ど真ん中が木柵で円形に囲われ、その中は幼稚園になっていて、その点では奇妙な公園だった。その向こうには、園児以外の子供も使える遊具がひと揃い備え付けられている。幼稚園は特別な休日なのか閉鎖されたのか、ひとけがなく静かだ。ベンチでぼーっとしていると、近くの高校生が教員とともに二十人ぐらいやってきて、柵の周りをぐるぐる走り始めた。走りながらも騒々しいので退散する。



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