iDic が、App Store から入手可能になった。600円。App Store 以前から名高い、EPWING形式の辞書を iPhone / iPod touch で読めるようにしてくれる辞書ブラウザ。しかし辞書ファイルをどう追加するかの説明は App Store にはない。少し調べて、なんとか使えるようになったので、そのご報告。
開発者のサイトをよくよく読むと、下の方、小さな字で書かれた開発日誌のようなところに、’/private/var/mobile/Media/Photos/iDic/’ に辞書データを入れるのだと書かれている。(iDic の設定で、辞書データの格納場所を指定することができるが、そこにはデフォルトでこのパスが入っている。)
Windows 用の i-FunBox を使えば、Jailbreak しなくてもいけそうだということが分かり、めったに使わない BootCamp で Windows XP で起動。さっそく i-FunBox をダウンロードしてインストール。iPhone を USB ケーブルで繋ぎ、写真とファクスの設定がどうだとか、Windows 版 iTunes だとかが立ち上がってくるのを次々キャンセルしてなぎ倒し、i-FunBox を起動。無事、iPhone が認識された(上掲画像)。「このデバイスで壁紙をインポートするとかそーゆーことは脱獄しないとできないよ」とか表示されているが、いまは iDic さえ使えるようになればいいので無視。
ここでの見た目のディレクトリ上では、MyComputer/iPhone1.2 (jailed)/Raw File System/Photos/ に iDic というフォルダを作り、そこに EPWING辞書のデータを放り込む。とりあえず、電子ブック版などで持っていたクラウン独和、クラウン仏和、広辞苑第4版、世界大百科事典を入れてみる。
/Photos ディレクトリに辞書ファイルを置いてしまうというのは、Jailbreak しなくてもなんとかアクセスできる領域を使うための苦肉の策なのだろう。
しかしこんな半分裏技みたいなことをしなくては使えるようにならないアプリを販売することを認めるとは、やっぱり App Store の受け入れ基準は謎。
ともあれ、これで、Jailbreak なしの iPhone ではこれまで使えなかった仏和・独和・広辞苑・世界大百科事典が使えるようになった。めでたし。
追記:その後、App Store に出たレビューから、Mac 上でも DiskAid を使えば、USB 接続で iPhone の /Photos フォルダにアクセスできることを知った。わざわざ Windows を使う必要はなかったわけだ。Mac だけで完結する。DiskAid で iPhone を覗くと、こんな感じ。
要するに Win な人は i-FunBox を、Mac な人は DiskAid を使えばよいのだった。
さらに追記:DiskAid には Windows 版もあるのだった。
こんにちは。
こちらのページを拝見し、iDicを購入、電子ブック版のクラウン仏和が久々に復活、 iPhoneで使えるようになりました (^^)
ありがとうございました。
ただ、音声がでないようなのが残念です。
→音声 という表示だけはあるのですが、クリックしてもなにも起きませんでした。
音声はまだサポートされてないんでしょうかね~
音声は難しそうですね。フランス語の場合、綴りを見れば発音の見当はつくと思いますが、必要であれば、App Store にあるプチロワイヤルとか、仏英辞典のどれかでも使うことになるかなと思います。