学生としてドイツにいた頃、よく知られたテレビ番組雑誌 HÖR ZU をときどき買っていた。あまりテレビは好きではないのだが、ドイツ語の勉強のために見なきゃと思い、そんな雑誌も買って、でも結局あまり見なかった。欠かさず見ていたのはアメリカのファミリーコメディ「アルフ」のドイツ語吹き替え版(日本でもひところ所ジョージの見事な吹き替えでNHKがやっていた)くらいのものだ(あ、RTLの Tutti Frutti も見てたな)。「アルフ」の時間になると、寮の他の学生が僕の部屋に一緒に見に来ることもあった。ドイツ語のノベライズ本まで買った覚えがある。(お、ここによると NHK は2008年10月からの再放送を決めたらしい。)
ところで、ドイツ人たち、あるいはドイツ語圏の人たちは、とにかくクロスワードが好きだという印象がある。Rätsel-Freunde というやつだ。IC とか、ICE とか、長距離の特急に乗ると、必ず一両に5人くらいは雑誌や新聞のクロスワードパズルを解いているのがいる。公共の場所で、多くの人が見るように置かれた新聞、雑誌でも、クロスワードパズルに書き込みがあるものもよく見たような気がする。条件反射的に解きにかかってしまうのだろう。そして新聞・雑誌の9割には、クロスワードの問題が載っていたように記憶する。
で、HÖR ZU には、やはりクロスワードが毎号載っていたのだが、当時のぼくには全然歯が立たなかった。(もう一つ、かなり本格的な油彩の絵を元にした間違い探しも必ずついていて、部屋のベッドにごろごろしながら、これは喜んでやった。)
その〈ドイツ語の〉クロスワードパズルが、iPhone / iPod touch 用アプリとして登場した。Kreuzworträtsel (German Only)
。タイトルにご丁寧に「ドイツ語のみ」と付されている。230円。
初級100問、中級100問、上級100問。ぼくには初級ぐらいで十分楽しめる。
空いた升目を使って小さく縦横の鍵が書かれているのも、ドイツでお馴染のスタイルで懐かしい。そのままのサイズでは、これでは読めやしないのだが、選択した部分の鍵は、画面の下、キーボードの上に表示される。また、iPhone の通常のお作法どおり、画面のダブルタップで部分を拡大表示させることもできる。
詰まったら、キーボード右上の i ボタンをタップすると、「すべての答を表示する」「選択したマスの文字を表示する」「誤りをチェックする」というボタンが現れる。1面だけやってみたが、この「誤りをチェックする」ボタンには何回かお世話になった。
一問ずつ片づけていかなければならないということはなく、いくつものクロスワードを並行して進めることもできるし、いったん解いたものをリセットすることもできる。
つねに携帯している iPhone でクロスワードができるというのは、なかなかいいかもしれない。これで、ドイツ語の語彙が少しは増えるだろうか?
話変って、聖書アプリ。iPhone 上で聖書を読めるようにするアプリは、すでにごまんと出ている。やっぱりキリスト教なんだよな、あいつら。あいつらって誰だかよくわからないが、まあ、アメリカをはじめとして、いま iPhone が売られているような国の大半だ。今現在、世界人口の19%がイスラムで、33%がキリスト教だという数字もある。キリスト教ったっていろいろあるけど。で、聖書アプリの大半は英語とたかだかスペイン語。ルター訳ドイツ語聖書も収めているものは少なくて、BibleScope
ぐらいのようだ(ポルトガル語、ロシア語も収録)。600円。商売上、レファレンス用に入れておくべきか…。
Trubar 訳のスロヴェニア語聖書はないなあ。
追記:その後、BibleReader (無料)がルター訳聖書なども収めていることが分かって、ぼくはとりあえずこれを入れておくことにした。収録されているのは:
- New English Translation – NETBible
- Modern King James Version – MKJV
- American Standard Version – ASV
- Darby’s Translation
- Young’s Literarl Translation
- Weymouth New Testament
- Spanish – Reina Valera
- French – Darby 1991
- German – Luther 1912
フォントや背景色、文字色は設定で自分の見やすいものに変更できる。聖書学の専門でもなんでもない者にとっては、とりあえずこれで十分かな。
コイネーが入っているほうがいいのなら、Holy Bible (無料)がある。これはギリシャ語三種類に英語5種類、スペイン語三種類を収める。
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RTL の Tutti Frutti、懐かしぃ! ちょくちょく見てたな。
同じ RTL で Traumhochzeit って番組もやってて、よく見てました。司会の Linda de Mol っていうおばさん(僕と同じ年)の話すドイツ語がとてもわかりやすかったので。結婚するカップルがゲームやったりするショー番組でしたが。
そこに突っ込みを入れてきたか…。
やっぱり見てたんですね。RTL は 20 周年だそうで、こんな記事も出してました。Tutti Frutti は今でも伝説、なのだそうです。
Traumhochzeit ってのはぼくはどうも記憶にない。察するに三枝の番組のもう少しマシなやつみたいなものかという気がしますが、いずれにしても独身男の見るものではなかったのではないかという気がする。tsujigaku さんは当時すでに結婚されていたんでしょう?
あ、クロスワードネタでしたね。失礼しました。
どの新聞にも確かにクロスワードが載ってますよね。日曜日のカフェやレストランでビールなど飲みながらやっている爺ちゃん・婆ちゃんも時々見かけました。ああやって孤独な休日を過ごしているのかと、西欧の老人問題に触れたような気がしたもんです。
最近は、数独も流行っているようですが。
Traumhochzeit、見てなかったんですね。結構な人気番組だったはずだけど。ま、独身男性の見るもんじゃないか。私は、夫婦で見ておりました。ハイ。他には、「大草原の小さな家」のドイツ語版もよく見たな。ARDのTagesschauは暗いのであまり好きになれず、ZDFのHeuteのほうが良かったです(この話、以前どこかで書いたような...)。もちろんSchweizer FernsehenのTagesschauが一番好きですが。あの、スイス訛りのHochdeutschがたまらない。
やっぱりテレビネタになっちゃった。
うん、外のベンチ、公園のベンチにぽつんと座っている爺さん婆さんの姿にちょっと驚いた記憶があります。当時、日本ではまだお年寄りは家の中に「ひきこも」っているものだというイメージがあったから。彼らは外に出「られる」というよりも、家のなかにい「られない」のか、という印象を持ちました。
数独は、乗物の中で人がやっているのを初めて見たのは 2005 年のスロヴェニアでした。たぶんイギリス人かドイツ人だと思う。一種逆輸入のようにして日本でも流行り出したのではなかったかな。
ZDF の Heute はぼくもたまーに見てました。