ドイツ語圏関連 iPhone アプリ

PONS Advanced Dictionary Englisch-Deutsch英和・和英辞典は『ウィズダム』が初期のトラブルを克服して App Store に再登場し、評価が高いようだ。言われているインストール時のトラブルはぼくのところでも再現して、インストール後、他のいくつかのアプリが起動できなくなった。『ウィズダム』をいったんはずして、iPhone を再起動し、『ウィズダム』を改めてインストールしたところ、その後は特に問題は起きていない。

独和や仏和もほしいところだ。EPWING形式の辞書データをそのまま持ち込める iDic は、かつて jailbreak された iPod touch での必須アプリだった。App Store での正式リリースを予定しているようだが、まだ出てきていない。weDict はいち早く無料で App Store に登場した。もともと StarDict 形式の辞書データは何でも読み込めるものだったが、App Store で手に入る weDict に最初から入っているのは WordNet と英語-中国語辞典だけで、辞書の追加は今のところできないようだ。

そんな中、ドイツの定評ある辞書、PONS シリーズが早々に App Store に現れたのは有難い。8月末時点で、以下の4本。各2900円。
PONS Advanced dictionary English-German
PONS Advanced dictionary French-German
PONS Advanced dictionary Italian-German
PONS Advanced dictionary Spanish-German
いずれも、二言語双方向で使える。ぼくは独英英独辞典を入れてみた。悪くない。これらはソフトの開発元 Paragon Software のサイトで詳細を見ることができる。

fahrplan.pngそれにしても、日本の辞書出版社はぼやぼやしすぎ。独和に限定して言えば、D学社なんて、ビジネスチャンスだと思うんだけどな。博×社のあの辞書はそもそもデジタルデータは存在しないだろうなと思うけど。デジタル系に強いような気がするS修社はどうしたのか。中途半端なS省堂は? もちろん漫画家の搾取で名を落としたS学館が手持ちのデータを iPhone 用に出してくれれば一番嬉しい。

fahrplan02.jpg辞書の話はそこまでにしておいて、ドイツにいれば使いたいのが Fahrplan という時刻表ソフト(無料)。ドイツの App Store では、一時期ダウンロード・トップの座にあったようだ。円の中に H のアイコンは、分かる人にはすぐにピンとくるはず(ドイツ語圏のバスやトラムの停留所 Haltestelle の記号だ)。出発時刻が黄色地で、到着時刻が白地で表示されるのも懐かしい。データはネット依存で、ドイツのあらゆる駅の現在時刻前後の時刻表が取得でき、遅延情報も表示される。それどころか、列車だけでなく、バスや市電までカバーしているのだ。さらに、ドイツの、と書いたが、試してみたら、Zürich でも Klagenfurt でも、Paris Nord でも Lyon-Perrache でもデータを出してきた。いったいどこまでカバーしているのだろう。これはなかなかすごい。なお、スイス鉄道に特化した SBB Fahrplan (無料)も出ている。

ベルリンの公共交通情報に限れば、Fahr-Info Berlin (無料)がなかなかすごい。これも、現在時刻直近のベルリンの Sバーン、Uバーン、バス、トラムの時刻を表示し、出発地と到着地を入力すれば「乗り換え案内」的な使い方ができる。さらに GPS とも連動していて、現在地を自動で取得することもできる(ベルリンにいないことには意味がないけど)。

ちょっと特殊なのが Cocktails(無料)。もちろんカクテル・レシピ集。よくできているのだが、これがドイツ語のみ。データはネットから取ってくるようだ。

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