MacBook 盗難には「どこでも My Mac」

ラップトップ Mac (ということは MacBook か MacBook Pro)を盗まれた女性が、Mac OS X 10.5 の「どこでも My Mac」機能を利用して、盗まれた Mac を使っている犯人の写真を撮り、無事自分の Mac を取り戻したというのが話題になっている。TUAW 経由で知った。

元記事は LoHud.com のこの記事。アパートを荒らされた被害者の友人が、盗まれた Mac がオンラインになっていることに気づいて被害者に知らせた。被害者は別の Mac を使って盗まれた Mac に接続。犯人の写真を撮って警察に届けた。犯人はあっという間に逮捕された。

元記事に技術的な詳細の記述はない。TUAW が推論しているように、被害者は「どこでも My Mac」の画面共有をオンにしていて、Photo Booth (もしくは他の、内蔵 iSight カメラを使うソフト)を起動したのだろう。最初は椅子しか映っていなかったが間もなく犯人が現れた。被害者自身の知らない人物だったが、ルームメイトが、数週間前のアパートのパーティに来ていた人物だと同定した。

「どこでも My Mac」は、以前から様々なプラットフォームでありふれた、しかし実際に使うには少々厄介だった機能であるリモートアクセスを、スマートに Finder に統合した機能だ。その評価はたとえば ASCII.jp のこの記事を参照。

「システム環境設定」の「.Mac」でオンオフする。つまり「どこでも My Mac」を利用するには、.Mac サービスに加入している必要がある。日本円では「ベーシックメンバーシップ」で年9800円の利用料。少しずつ使える機能が増えてきていて、現在はオンラインストレージ、IMAPメール、Webサイト、グループ、データバックアップ、データシンク機能などがある(iPhone 2.0 でも深く絡んできそうだ)が、やや高いのではないかという声は以前からある。「どこでも My Mac」は、この .Mac の最新機能だ。この被害者にとっては、十分その値打ちがあった、モトが取れたと言うべきだろう、と、TUAW の記事は結んでいる。

ぼくがリュブリャーナからミュンヘンに向かう寝台車で盗まれた PowerBook にこれがあったらよかったのかも知れない。

追記:その後 CNET Japan にもこの事件の記事が出た。
NYのアパート泥棒、Macのリモート機能で御用

コメント / トラックバック2件

  1. tsujigaku より:

    1年9800円の盗難保険と考えることもできるってわけですね。
    取り戻すには少々技術が要りそうですが。

  2. takuya より:

    いや、技術は要らないところがミソなんです。クリック一つで簡単に設定できる。上に引いたASCIIの記事でもご覧になってみてください。

    あと、金銭的な補償が得られる盗難保険とちがって、盗まれた Mac そのものが取り戻せるというところがスバラシイ。

    ミュンヘン行きのときの iBook には、内蔵カメラもなかったし、まだ Leopard ではなかったんですよね。Tiger だったっけ。もしかしたら Panther だったかも。

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