別に海外からでなくてもいいのだけれど、海外に住んでいて日本に電話するときなどは、料金の点から Skype などのいわゆる IP 電話が圧倒的に有利になる。リュブリャーナにいたあいだも、日本に電話することはそれほど多くなかったし、むしろ日本との電話連絡は避けていたのだが、たまに必要になったときは、Skype や Gizmo が役立った。


Skype についてはすでに知られていると思うが、Skype 同士の通話なら全く料金がかからない。残念ながらまだ Skype を使っている知人は多くないので、リュブリャーナからは、もっぱら SkypeOut つまり Mac 上の Skype から通常の電話にかけるケースがほとんどだったが、それでもリュブリャーナと東京のような離れた地点同士で通話して、市内通話料金程度しかかからないのだから、こういう「国際電話」の場合はことにオイシい。
日本国内から Skype にかけてもらうのに使える SkypeIn サービスが始まったのは、帰国直前だったので、残念ながらあまり活用できなかった。SkypeIn が使える今は、日本の通常電話からも気軽にかけてもらうこともできるわけだ。(Gizmo はまだ日本国内の番号は取れない。リュブリャーナで1回だけ SkypeIn を使ったのは、帰国直前、例のリコンファームの件で、日本の旅行代理店 A 社の S さんに電話したときだ。SkypeOut で電話したら S さんは別の顧客と電話中。折り返し掛けてもらうのに、SkypeIn の番号を使った。)
リュブリャーナの住居では、主に居間に置いていた Mac mini で Skype を使っていた。iSight がマイク代わり。Skype では映像は扱えないから、iSight のカメラはこの場合無用の長物になってしまう。それで、ちょっと不格好だけれど、iSight をマイクのように手に持って、通話していた。スピーカーは Mac mini の内蔵のもので事足りていた。

ELECOM BT-MH1
日本に帰ってきてすぐ、家電量販店で ELECOM Bluetooth対応ヘッドセット BT-MH1 を見かけて買った。大きく Skype のロゴの入った、まるで専用のようなパッケージ。もちろん、Mac 対応とはどこにも書いてない。でも、これはきっと使えるなと思って購入したら、実際Bluetooth内蔵 iBook (あの、スロヴェニアで買ったクロアチア語配列キーボードのやつ)で問題なく使えた。ヘッドセット側はマニュアルの「その他のブルートゥース対応機器とペアリングするには」の説明に従い、Mac 側ではシステム環境設定>Bluetooth パネルを開き、「新規デバイスを設定」ボタンを押してあとの指示に従うと、あっけなく使えるようになった。
付属のソフトは Mac では思いっきり無意味だから、ELECOM製品でもこういう問題とは無関係だし。
Bluetooth のおかげでコードレスだし、もちろん、iSight のマイクと Mac の内蔵スピーカーを使って通話するよりもずっと快適だ。石田豊さんがUSB接続のマイクについて書かれているけれど、「Skypeに関する入出力はヘッドセットを使うが、その他の音声出力、たとえば警告音はパソコンのスピーカーから出すという選択が可能になる」というメリットはこの Bluetooth 接続でも同じ。
ということで、海外へ行くなら電話は Skype がなかなか使えます。という話でした。
今度行くときはこのヘッドセットも持っていくことにしよう。
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