ラーメンとカレーのある店「トリグラウ」

リュブリャーナに純正な日本料理店があることは以前に触れたけれども、ラーメンやカレーライスを出しているらしい店があることに最近気づいた。これはぜひ試してこなければ、というので、昼にでかけた。
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「本場」中国の事情を知らないので、どう見るべきか分からないのだが、ヨーロッパには中国人の経営する中華料理店は数多い(リュブリャーナにも数軒ある)けれども、ラーメンを出しているところはまずない。もちろん、日本人の大きなコロニーのあるデュッセルドルフなどには、日本人の経営するラーメン屋もあるし、カレーライスもある。しかしいずれも、他ではまず見ない。(もしかしたら、かつて東南アジアに植民地を持っていたことのあるオランダあたりにはあるかもしれない。)

それだから、リュブリャーナの、普通のと言っていいレストランでラーメンやカレーライスを出していると知って驚いたのだ。まったく日本と同じようなものはハナから期待しないが、果たしてどんなものが出てくるのだろうか。

店の名は「トリグラウ」。言うまでもなく、スロヴェニアの最高峰で国旗にも描かれている山の名前だ。ランチ・バーとも称している。City Hotel に近く、夏場には路上にも席を出している。以前にもよく前を通っていたのだが、入ったことはなかった。ありふれたグリルがメニューの中心のようだが、ショートパスタやメキシコ料理やクラブサンドイッチと並んで、たしかにラーメン (ramen juha) やカレーライス (curry na rižu) もメニューに、それもトップの方に、載せられている。どちらも野菜/チキン/シーフードの三種類。われわれ取材班は(…って何くだらない悪ノリしてるんだか)、チキンのラーメンとシーフードのカレーライスを注文した。

平日の昼、かなり広い店は周辺のビジネスマンや学生やなんだか分からない人々で一杯になっている。入り口付近はバーやカフェのような造りで、飲み物のお客様用という感じ。奥に10ほどの2〜4人用テーブルがある。

ラーメンにせよカレーにせよ、すぐに出てきそうな料理だが、しばし待たされる。15分も経ったかというころ、両方一緒に運ばれて来た。さて、リュブリャーナのラーメンとは、そしてカレーライスとは?!

これがカレーライス。
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ライスの上に、カレー(のソースというか汁というか)たっぷりに「和えた」感じの大量のニンジンの千切り、包丁で細く小口切りにされたネギ、マッシュルームのスライス、ムール貝、イカが載っている。画面上隅に写っているのは竹の割り箸。

そしてこちらがラーメン。
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かなりそれっぽく見えるが、こちらの具もシーフードが鶏肉にかわっているだけで、ニンジンの千切りとネギとマッシュルームは同じ。かつまた、麺は、ラーメンというよりはきしめん。ラーメン汁は、案外まともだった。
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「日本のような」ものを期待しすぎればがっかりするかもしれないが、こちらで気分転換に食べるぶんには十分新鮮だった。とにかくヨーロッパの普通のレストランで、こんなものを出しているところを、僕は他に知らない。

カレー 1200SIT、ラーメン 900SIT。

追記(2005年12月6日):今日行ってみたら、改装工事中になっていました。新装開店は年明けの模様。

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