iTunes で目覚める

持参していた旅行用のカシオの目覚まし時計がおかしくなってしまった。いや、時は正確に示してくれるのだが、もともと自走する能力のないはずの目覚まし時刻を示す針が、勝手に少しずつ動いて行くのだ。ちょっと進化したということか。おかげで、朝7時に合わせたつもりでも、いつの間にか赤い針が3時ぐらいのところに行っていて、真夜中に叩き起こしてくれたりする。進化にはマイナス面も伴うということだ(いや、この場合はマイナスでしかない。っつーか単なる故障だってば)。仕方ないから目覚ましとして使うのはあきらめる。

目覚まし二つ

この前199トラル・ショップで買った中国製の目覚まし時計は、子供の部屋に取られてしまった。もう一個買ってこようと思ったら、とうに売り切れていた。この時計も、子供が朝、払い落として一度目覚ましがイカレたのだが、バラして針をしっかり付け直したら直った。

199トラルだけあって、バラすのも簡単だった。が、カシオの方は、さすがというべきか、iBook のようにぴっちり組み立てられていて、容易にバラせない。あの「進化」は、実際は目覚まし用の針が微妙にズレて、上の針にひっかかっているだけのことだろうから、これもバラして針を付け直せば直る可能性が高いのだが。

199トラルとまではいかないまでも、この種の時計はそんなに高価なものではないから、そこらの時計屋へ行って新たに買ってくればいいのだが、PowerBookの iTunes に音楽で起こしてもらうことにする。

使うのは Awaken というソフト。8.95 US$ のシェアウェア。

Awaken

特定の曜日または特定の一日の指定の時間に、iTunes の中の指定のアルバムを鳴らすことができる。スヌーズ機能もある。アラームは何組でも設定でき、アラームを鳴らす際に、任意のテキストを表示させることもできる。「今日は〜をする日だよ」てなことを書いておいて、Awaken に起こされたときに寝ぼけ眼をこすりながらそれを読めば、そうだ、起きなきゃ、と思える、のだそうだ。鳴らしている曲のアートワークや曲情報を表示させることもできる。何よりのポイントは、スリープしている Mac を起こすこともできるという点だ。朝、目覚ましに使うのに、夜中じゅう Mac をオンにしておくのはあまり落ち着かない。これなら Mac も安心して眠らせる=スリープさせることができる。

また逆に、夜、眠るときに、好きな音楽をかけておいて、一定時間後にフェードアウトさせて止め、Mac 本体も自動的にスリープさせる、という機能もある。

アラーム機能は、しっかり聴くことを決めた外国語の音声教材を毎日定時に自動的に流すといった目的にも使えるかもしれない。

機能も価格も類似のソフトに iRooster というのがあり、そちらの方が古参なのだが、どうも Awaken のほうが、インターフェースでも、おそらく内部的にも、スジがいいように思われる。

僕の iTunes にはほとんど外国語の音声教材しか入っていなくて、これで目覚めたいと思うような音楽は入っていなかったから、初めて iTunes Music Store でダウンロード購入する。Hilary Hahn と Natalie Zhu のモーツァルトのヴァイオリンソナタ集。真剣に聴くと、ふっと緊張感がゆるむ部分もちょっとあるけれど、キレイな演奏には違いない。朝、ああ、鳴りだしたな、と意識の片隅で思いながら、気持ちよく寝続けることができる。って、ダメじゃん…。

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