Mac にドイツ語、フランス語、スペイン語を読み上げさせる

ドイツのMac関連ニュースサイト、Apfelgerüchte.deが、Cepstral 社のドイツ語テキスト読み上げ用音声をレビューして、肯定的に評価していた。

Cepstral 社のFeatured Storyに言うように、Mac OS が他の OS と違うところは、最初から Text-to-Speech (TTS) 機能をシステムが備えている点だ。これによって、特別なアプリの付加なしに、ウェッブブラウザで表示させたテキストや、ワープロのテキストなどの他に、あらゆるタイプのメニュー、システム・アラートを読み上げさせることができる。

ただ、このシステムにはアメリカ英語のTTS音声しか用意されていなかった。Cepstral はこれに加えて、さらに高品位なアメリカ英語(男声6、女声4)、イギリス英語、ドイツ語、カナダ・フランス語、アメリカ・スペイン語(各男声1、女声1)の音声を提供している。もともとWindows、Linux、Solaris用から出し始めていた(Windows 用には読み上げ機能をわざわざ付加するアプリが付属する)ようで、新たに Mac OS X 用がリリースされた。

(日本語は…? Mac OS 8 時代に OpenDoc のTTSモジュールとして、「ひろし」「まさこ」という音声が付属していたのだけれど、その後OpenDocとともに消えてしまって久しい。Mac OS X では、米語用の音声を使って無理矢理日本語を読ませてしまうこんな試みをなさっている方もある。)

(# コメントで教えていただいたのでここに追記。「MacOSXの日本語読み上げですが、EIG株式会社にDTalkerというソフトがあります。音声認識も可能でした。読み上げレベルは、まぁそこそこといったところでしょうか…。」とのこと。実際、結構使えそう。Solid Inspiration様、ありがとうございました。)

インストーラー形式で、ダブルクリックでインストールできる。試みに女声のドイツ語を入れる。設定は、システム環境設定の「スピーチ」->「読み上げユーザインターフェース」で行う。システムの言語をドイツ語にしてあるのなら、「警告の通知」にもチェックを入れておく意味があるが、日本語で使っているなら、一番下の「キーを押したときに選択しているテキスト」だけを利用することになるだろう。ここにチェックを入れると、キー設定のシートがただちに現れる。Cepstral のマニュアルの例では command+option+S に設定しているが、いかにも他のキーボード・ショートカットとぶつかりそうな組み合わせなので、command+option+5 にしてみた。

Cepstral の音声をインストールすると、システム環境設定の「その他」の項に、Cepstral Voices という項目も現れるが、これはもっぱらインストールされた音声の情報確認と、ユーザ登録のために使われる。これで見ると、ドイツ語の女声は Katrin という名前で、35歳だそうだ。う〜ん、ちょうどいい年齢だ…。(何が?)

試しにドイツ語のテキストを読み上げさせてみる。たとえば Safari で開いている先述の Apfelgerüchte の記事を選択し、command+option+5 を押す。非ネイティブの人間としては、もう少しクリアに発音してほしいという感じはするが、アクセントやイントネーションは実に自然だし、じゅうぶんに使える。(ちょっと試すだけなら、 ウェブブラウザ上で、Cepstral の DEMOS のページでも可能。)

とにかく、これでまた Mac でドイツ語、フランス語、スペイン語を扱う楽しみと可能性が広がった。
Cepstral の音声は1音声あたり 29.99 USドルのシェアウェア。未登録だと、使うたびにまず「金を払え」と(ドイツ語ならドイツ語で)しゃべる。(苦笑)

コメント / トラックバック2件

  1.  初めまして

     MacOSXの日本語読み上げですが、EIG株式会社にDTalkerというソフトがあります。音声認識も可能でした。読み上げレベルは、まぁそこそこといったところでしょうか…。
    http://www.newton-eig.com/jp/dtalker.html

     手前味噌で申し訳ないのですが、しゃべらせたサンプルを置いてあるのでよろしければご参考ください…。
    http://canora.air-nifty.com/solid_inspiration/2004/09/post_11.html

  2. Takuya より:

    Solid Inspiration 様、お知らせありがとうございました。そうか、DTalker って OS X 版でもう出ていたんですね。Classic 時代にその存在は知っていたのですが。サンプルも聴かせていただきました。十分な水準ですね。

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